イーグル症候群
Q&A
- はじめまして、虫歯チェックのため地元の歯科にて診察していただいた時のことです。虫歯がないかレントゲンを撮った時に「イーグル症候群」かもしれません。というようなことを言われました。とても気になり調べたところこちらがヒットしました。
その歯科では詳細を調べることは無理ということで現在通院はしていません。虫歯もなく、ただ噛み締める癖があるので歯茎を減らさないように就寝前にマウスピースを入れているだけで特別何か治療はしていません。また、幼少期上の歯と下の歯が逆だったので群馬県高崎市の方で矯正をしていました。
当時は矯正をしてくれる歯科も群馬県以内に無く高崎まで通っていましたがそこの先生が今はいないので大人になってからは近くの歯科へ、しかしそちらも担当の方が辞めてしまいはじめて行ったその(冒頭の)歯科で滅多にない長さ、稀、などはじめてそのようなことを言われ驚愕しました。
先々どうなるのかわからないような意味深の事も言われて困っています。
今自分がどのような検査をしたらいいのか、また進行しているのかなど知るためにとりあえず何をしたらいいのかわかりません。
脳外科内科などで顎を含めて顔全体のMRIなど撮ってもらうべきでしょうか?※5年前くらいからガムを噛むと顎が疲れたりします。
また、話をする時に頭が重く感じる時があります。
口を大きく開けると耳になんとも表現し難い音がしたりもします。
それらはイーグル症候群に当てはまるのでしょうか?
そのせいで昔から肩凝りしたりするのか頭痛持ち、頭が重い時があるのかなど、色々考えてしまうのでメールしました。
アドバイスよろしくお願いします。 - 安原歯科医院の安原豊人です。
もちろん診察してみないとわかりませんが、茎状突起過長症という疾患の可能性があります。茎状突起過長症は、イーグル症候群とも呼ばれるものです。
一般的に、症状は嚥下時疼痛、耳介へ放散する鈍痛、咽頭部異物感、圧迫感、食物の咽頭部停滞感などです。茎状突起-頚動脈症候群では、顔面痛、頭痛、ときに肩こりなども含まれます。
本来、茎状突起の長さは2.5㎝までを正常と考えられますが、2.5㎝を超えるものは約4%で、さらに症状を有するものはさらにその4%程度とされています。
疑いがあれば、Ⅹ線検査やCTで確認されます。口の中から手術する場合は耳鼻科が専門になります。頚部から手術する場合には口腔外科です。大学病院などを受診されることをお勧めいたします。