半年前から舌の裏付け根が白くなる症状

Q&A

半年前から舌の裏付け根が白くなる症状が出てきました。痛みもありませんが、とても心配です。回答を宜しくお願います。
はじめまして、安原歯科医院の安原豊人です。
白板症の疑いがあります。   

白板症というものは、粘膜に生ずる白色ないし灰白色の角化性病変で、摩擦によって除去できないものをいいます。

粘膜上皮の角化異常によって生じた白板状病変で、原因には慢性の機械的刺激、化学的刺激、喫煙、ビタミンA欠乏などがあげられますが、大部分は原因不明なものです。自覚症状に乏しく疼痛はなく、摩擦によっても白斑は剥離しないものです。

白板症の根治的な治療法としては外科療法が推奨されます。小範囲のものはレーザーや、凍結外科などで切除が行われます。しかし、広範囲な白板症や、多発性のものでは機能障害を起こすことが多いため、経過観察を行い、悪性化の可能性のある場合だけ治療を行うことも普通です。

白板症の悪性化については、報告書や人種によっても異なり、悪性化頻度は0.13~17.5%まであり、本邦では、一般に10%以下と考えられています。

舌の側縁にできたものが最も癌化が多いといわれていますが、あまりご心配せずに一度お近くの口腔外科の先生の診察をお受けになることをお勧めいたします。

とても早く回答ありがとうございました。
ずっと悩んでいた事でしたのでとても回答を頂いて感謝しています。
もう少し詳しく検査をしたいと思っていますので時間ができましたら連絡しますので宜しくお願います。

院長即答!しかも丁寧

1人で悩まずに、まずはご相談ください。きっと、悩みが解消されますよ。下記のご相談フォームから必要事項にご記入の上、送信するボタンを押してください。

安原歯科医院
院長 安原豊人