開口障害

 

口が開かないことで、歯の治療が進まず困っています。目一杯頑張って口を開けても3センチが限界です。急に開かなくなったわけでなく、多分30年くらい前からだとは思います。最近右下奥歯の神経を抜く治療を受けていて、口が開かない為、器具も先生の手も入らず手探りで細い神経を抜くのを何度かトライしてます。まだ完治していません。
先生の動画でその場で口が開くようになった方がいましたが、治療を受ければ私も開くようになるのでしょうか?
かかりつけの歯科医は、口を開ける為の治療はやってくれません。自分でマッサージしてみたり、口を開ける練習してみましたが、改善しません。ただ、開ける時の痛みは無く、頑張っても開かないのです。
安原歯科医院の安原豊人です。
あなた様の場合症状から、筋突起過形成症や咀嚼筋腱・腱膜過形成症の疑いがあります。
まずは歯科口腔外科を受診されることをお勧めいたします。
筋突起過形成症は,過度に形成された筋突起が頰骨後面あるいは頰骨弓内面と干渉することによって開口障害などの顎運動障害を引き起こす疾患です。
主症状は硬性の無痛性の開口障害で10歳台前半から思春期以降の骨成長により発症すると考えられていますが,緩徐に進行するため自覚症状が乏しいものです。
手術により開口が可能になりますので、ご相談ください。

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安原歯科医院
院長 安原豊人