茎状突起過長症

Q&A

お忙しいところすみません。
茎状突起過長症の可能性アリということで大学病院にてレントゲン検査をしてもらったのですが、「確かに普通の人より少し長いけどあまり問題がない、ただし10年後20年後どのくらい伸びていくかはわからない」と言われました。
総合病院で検査してもあまり問題はないというだけの答えで特別詳細は話してもらえず少し不安が残ります。実際何センチだったのかも教えてもらえず心配です。
そこで質問ですが、息が吸えないような吸いきれないような息苦しさと立ち眩み、左耳だけの耳鳴り、耳が詰まる感じの症状は全てこの病気に当てはまるのでしょうか?
熱はないのに胸苦しい感じはコロナの関係もあるので判断がつかないそうです。
また、喉元がつまる感じも時々します。
この、イーグル症候群という病気はどういう人がなりやすいのかも知りたいです。
なんらかの原因があって石灰化するものだということなのでしょうか?
その石灰化とは単純にカルシウムを摂りすぎるから?逆に取らなさすぎるのか、とかではないと思いますが、地元の総合病院では分かり易く説明してもらえなかったので不安です。
茎状突起過長症で調べると動脈瘤に関係する、男性より女性の方が多い、ホルモン代謝が関わっている、脳梗塞になりやすいなど色々な情報が多すぎてわかりません。
この病気は本当に脳梗塞を引き起こすのでしょうか?
また、このような症状があってコロナワクチン接種をしても問題ないのでしょうか?
遺伝とか、生まれつきとか、さらにほおっておくと年数たつにつれて伸びていくのか、それを押さえるには手術以外に薬で抑えられないのかなどがわかるとありがたいです。
安原歯科医院の安原豊人です。
茎状突起過長症は、イーグル症候群とも呼ばれ、一般的に、症状は嚥下時疼痛、耳介へ放散する鈍痛、咽頭部異物感、圧迫感、食物の咽頭部停滞感などです。
茎状突起-頚動脈症候群では、顔面痛、頭痛、ときに肩こりなども含まれます。
本来、茎状突起の長さは2.5㎝までを正常と考えられますが、2.5㎝を超えるものは約4%で、さらに症状を有するものはさらにその4%程度とされています。
疑いがあれば、Ⅹ線検査で確認されます。一般にどのような人がなりやすいとかはありませんが、症状が強ければ、鎮痛薬や神経痛の薬を処方されることもあります。
根本的には手術療法が行われますが、手術したからといって必ず症状が消失するわけでもない場合があります。手術には口内法と口外法があり、耳鼻咽喉科や口腔外科で手術が行われます。

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安原歯科医院
院長 安原豊人