歯髄炎さらに部分壊死

Q&A

以前相談文を送らせていただいたものです。
症状としては右奥歯が沁みる感じがあり、定期的に通っている歯科医で伝えても、レントゲン等で不具合がなく、食いしばりによるストレスの可能性もあるとのことで、試してみる価値はあるかもということでマウスピースを作り、毎晩つけていますが改善はしない感じでした。
その後、なんとなく沁みる感じがあるまま過ごしていましたが、先月突然痛むようになり急患で診てもらいました。
再度レントゲンを取り、じっくり見ていただきましたが、やはり不具合は見当たらず、三叉神経の疑いがあるとのことでその場合は歯科では対応できないと伺いましたが、今日はこのまま我慢するしかないかと再度尋ねたところ、冷たいもので確認し、痛みのある箇所が特定されたため(激痛でした)抗生剤と噛み合わせの調整で様子を見ることになりました。
一週間後、再度診てもらい、その際に電流で確認し、数値的には部分壊死と出たため、神経を取る治療に踏み切るかどうかになると言われました。私的には神経は取ってしまうともう元には戻らないため、簡単に決めることはできませんでした。また当初三叉神経の疑いも聞いているため、仮に神経を取っても痛みが残る可能性もあるのではという気持ちもあります。実際耳の横や奥が痛いようにも思うからです。
その後、定期検診の予定を入れ昨日行ってきたのですが、その箇所も診ていただき、痛みが変わらないため神経の治療を勧められました。ただ先に述べた通り、本当に神経が原因なのかわからなくなってしまい、踏み切ることができません。昨日も噛み合わせがまだ高いようで少し削り、別の抗生剤をいただくことで帰ってきました。
セカンドオピニオンを聞きに行こうと思うのですが、どういったことに気をつけて聞きに行けば良いのかわからなくなってしまいました。設備によっては神経の状態がより詳しくわかる等あるのでしょうか。
常に鈍痛に悩まされている感じが続いており、また気持ち的にもどうしたらいいのかわからなくなってしまい、途方に暮れています。
藁にもすがる思いで、送らせていただきました。
安原歯科医院の安原豊人です。
症状と経過から察するに、くいしばりが原因で歯に亀裂が入り、そこから歯髄炎さらに部分壊死へと進行していると考えられます。検査としては、やはり冷刺激検査(パルパ-等のコールドテスト)と電気歯髄診断検査(EPT)になりますが、さらに歯科用CT撮影にて当該歯に破折や、根尖病巣、さらに硬化性骨炎像などが認められれば、年齢的にも神経が回復することは見込めないため、残念ですが、早急に抜髄したほうが良いかもしれません。
ご担当の先生とよくご相談ください。

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安原歯科医院
院長 安原豊人