根尖病巣

Q&A

昨日、歯科を受診しました。
症状は右奥歯が気になり痛みが常にあるわけでもなく少し違和感を感じる程度でした。レントゲンをとってもらいました。小さい黒い影が見られました。結果的に虫歯ではなく昔虫歯の治療をした際に神経を残したまま治療を行い完全に菌を取り切れないまま蓋をし何十年の月日が経って菌が顎の方まで浸透したとの事でした。 

記憶をたどれば5年前くらいにも別の歯科で虫歯で受診したら根っこの奥に菌があり完全に取り切れないと言われた事がありました。その時の治療は小さな隙間から消毒をしていき奥の菌に消毒を浸透させるという方向になりました。
治療を何回かし蓋をしました。
記憶がさだかですが完全には治らないので歯を抜く選択も言われたような気もします。その時、顎まで浸透してるとは言われませんでした。症状はそんなにありませんでした。

今回も診断結果的に表現的に重症と言われ不安になりました。治療的には半年、長いスパンをかけて消毒をしていきましょうとなりました。今回も完全に菌を0にはできないがと言う事でした。菌が小さくなっていけば蓋をして消毒する期間もあけていきましょうと言う事でした。

という状況からとても不安になり今後の事で質問です。

1.顎に菌が浸透しているという事ですが、このまま消毒をしていきながらの経過観察でよろしいんでしょうか?そもそも顎に菌が浸透しているのに歯から消毒し顎まで消毒がきちんと浸透するのでしょうか?

2.このままの歯科で治療を続けていても問題ないでしょうか?口腔外科等で詳しく見てもらった方がよろしいでしょうか?

3.菌が完全にとりきれなく消毒だけしていって様子を見ていく処置で良いのでしょうか?他の所に転移とかしないんでしょうか?

4.顎骨骨隨炎は考えられるでしょうか?

5.他の治療方法はあるんでしょうか?

安原歯科医院の安原豊人です。
そのように重症の根尖病巣がある場合には、地道に根管治療を行うか、歯根端切除と嚢胞摘出術を行ってしまうことも可能です。
現在症状がなければ顎骨骨髄炎は心配いらないでしょう。他には意図的再植術といって一旦抜歯をして病巣を取り去り、逆根充をしてから歯を再植する方法も時として行われます。当院は口腔外科なので症状が出た時に患者さんと相談して手術の方法を選ぶことが多いです。

院長即答!しかも丁寧

1人で悩まずに、まずはご相談ください。きっと、悩みが解消されますよ。下記のご相談フォームから必要事項にご記入の上、送信するボタンを押してください。

安原歯科医院
院長 安原豊人