唾石症
- 7月6日頃より、息子が「リンパが腫れている」と訴えるようになり、7月9日に近所の耳鼻科を受診したところ、「唾石症の可能性がある」と診断を受けました。
その際に薬を処方され、1週間ほど様子を見ることになりましたが、腫れは次第に大きくなり、軽い痛みも出てきたため、7月25日に紹介を受けたM病院にて手術を行いました。しかしその際、医師の指で押し出す処置により石が逆方向に移動してしまい、「石が取れない」と言われ、切開を試みたものの摘出には至らず、結局傷口だけが残る形で帰宅することとなりました。担当医からは「これ以上処置すると本人が痛がっているため中止した」と説明を受けましたが、事前にYouTubeで見ていた同様の症例(安原先生の手術動画:40代女性の唾石症)ではスムーズに摘出されていたこともあり、落胆しております。
また、麻酔に関しても、液体の薬剤を5分ほど口に含むようにとの指示で、それ以外の麻酔はなく、切開中は本人が麻酔は効いていないと言っておりました。
手術前は、食後に腫れや違和感はあったものの強い痛みはありませんでした。
ところが、手術後は唾液が出るたびに強い痛みがあり、食事もままならない状態が続いており、非常に苦しんでいます。まだ手術から2日目ではありますが、このまま石が残ったままだと痛みは続くのでしょうか?
できれば、早急に確実に石を取り除いていただける医療機関で、再度治療をお願いしたいと考えています。何卒、ご教示・ご助言のほどよろしくお願い申し上げます。
- 安原歯科医院の安原豊人です。
まず、唾石がどの部分に存在しているのか正確に把握することが必要です。浅いところなら局所麻酔下で摘出可能ですが、かなり奥の方で、ワルトン管が舌神経と交差している先だと、全身麻酔下で手術を行った方が良いかもしれません。
大学病院の口腔外科で診察を受けられることをお勧めいたします。