ガマ腫の疑い

Q&A

初めまして。 遠方からですが、お問い合わせさせて頂きたい症状がありましたので連絡をさせて頂きました。 添付画像のように、月曜日くらいから、左舌の裏側×側面奥に帯上に赤いものが出来上がりました。 本日、近くの歯科を受診したところ、原因不明で一週間様子を見るという診断でしたが、他も受診した方が良いか、と不安です。 もし、今までの患者さまで似たような症状がありましたら教えて頂けますと大変嬉しいです。 また、歯医者さんと口腔外科の違いがよく分かりませんが、探し方のコツはありますか？口腔外科と謳っていても、舌などを見て頂ける専門のお医者さんは少ないように思えます。 遠方のため、実際に医院へ通わせて頂いたり、お礼も何も出来ず申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願いします。 尚、処方された薬は、アフタゾロンで、とりあえず塗って様子を見ているところです。(今のところ変化なし): 安原歯科医院の安原豊人です。
写真拝見いたしました。
もちろん診察してみないとわかりませんが痛みがないようでしたら、部位的にガマ腫の疑いがあります。
がま腫は、口腔底に片側性に認められ、やや青紫色を呈した透明感のある粘液貯溜嚢胞です。
表面の粘膜は薄いことが多く、唾液の流出障害により生じます。導管の一部が外傷などにより損傷し、周囲組織中に唾液が漏出してできると考えられています。ガマ腫は10～30代の女子に多いとされ、」無痛性で、波動を触知する単房性の軟らかい膨隆として認められ、楕円形のものが多く、圧迫されて薄くなった粘膜を通して青紫色の嚢胞が透けて見えます。大きく増大すると、舌を挙上し、言語障害や嚥下障害を起こすこともあります。内溶液は透明粘稠な粘液性物質で、自壊すると膨隆は消失しますが、短期間に再発します。一度お近くの口腔外科専門医で診察を受けられることをお勧めいたします。
神奈川県でしたら、https://www.jsoms.or.jp/public/machi/kanagawa/を参考にされるとよいでしょう。