フロス中に透明な硬い物

フロス中に透明な硬い物が出てきました。2ミリほどの小さな欠片で、初めてです。
フロスしていた場所が左下4と5の間で、5番目については半年前に神経近くまで削った歯です。
冷たいものにしみたり、硬い物に痛んだりしますが日常生活に困る事はなく、経過観察中です。
昨日からフロス中引っ掛かりを感じていました。
1回目は引っ掛かり、2回目からは引っ掛かりを感じないのですが、虫歯が再発でしょうか?
歯科治療に恐怖心が強く、来月の定期検診まで待ってもよいか、すぐに受診すべきか、
考えられる原因は何でしょうか…
安原歯科医院の安原豊人です。
もちろん診察してみないとわかりませんが、セメント質剥離の疑いがあります。
「歯のセメント質剥離(せめんとしつはくり)」とは、歯の根の表面を覆っている「セメント質」が何らかの原因で剥がれ落ちてしまう状態を指します。
セメント質は、歯根膜(歯を骨に固定する繊維)と象牙質をつなぐ接着層のような役割を果たしており、歯を支える重要な組織です。
セメント質剥離が起こる主な原因としては外傷(歯の打撲や歯ぎしりによる過剰な力)根面のう蝕や感染、加齢変化による脆弱化などが考えられます。
セメント質が剥がれると、その下の象牙質が露出します。その結果、冷たい水や風がしみたり(知覚過敏)、歯根面にざらつきや段差を感じることもあります。
また場合によっては歯根破折と区別が難しいこともあります。診断は、レントゲン検査やプローブによる触診で行います。
治療は原因や範囲によって異なりますが軽度であれば、露出面を研磨し、知覚過敏処置やコーティング剤で保護します。無症状の場合は放置することもあります。

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安原歯科医院
院長 安原豊人