顎関節症

Q&A

顎関節、噛み合わせについて質問です。
私は歯列矯正(インビザライン)を検討しており、以前ある歯科医院で検査をしてもらったことがあります。
そちらによると、私は顎関節が潰れてしまっており、口の開く大きさも小さく、輪郭的にも噛み締め癖がありそうだということでした(他にも歪みやストレートネック等色々指摘されました)。ちなみに、口を開けると小さな音がすることはありますが、痛み等の自覚症状はありません。
このまま放っておくと、頭痛や肩凝り、いびきがひどくなり、顔のエラが張り、歳をとると背中も曲がってくる等、いずれ健康上で悪影響が出るだろうと言われました。マウスピース矯正で噛み合わせを治療することで改善し、健康的になれるだろうということでした。
確かに、それまで顎関節のせいだとは思っていなかったのですが、月に何回かは偏頭痛のような症状が起き、ひどくなると吐き気を伴うので、外出先で動けなくなってしまうことがあります(なるべく重症化する前に市販の痛み止めを飲み安静にするよう心がける位しかないかなと思っていました)。
ただ、歯列矯正にはメリットだけでなく、歯肉退縮、ブラックトライアングル、顔の輪郭が変わる等のリスクもあるとのことでした。
歯並びはできればよくしたいのと、腰が曲がるのは阻止したいですが、歯列矯正は大変高額なので、見かけ的に別の問題が起きるリスクを冒してまでやるべきか悩んでいます。
顎関節が潰れていると、頭痛の悪化やエラ張り、姿勢等、将来大きな問題を引き起こしてしまうものなのでしょうか?また、矯正以外でも、顎関節の状態を改善させる方法はありますか。
先生の見解を教えていただけますと幸いです。
安原歯科医院の安原豊人です。
もちろん診察してみないとわかりませんが、顎関節症の症状の改善だけであれば、セルフケアーといって、日常生活においての注意事項を守ることとマウスピースを3か月程度はめて寝ることが有効です。歯並びを治したいのであれば、矯正治療を行うことになりますが、かみ合わせも変えることになるので、うまく治療を行えば、顎関節症の症状も改善されるケースがあります。当院でもインビザラインを利用して歯並びと、深い咬み合わせを改善し顎関節症の症状が消失したケースもあります。
ただし、矯正治療をやったからといって必ず顎関節症が治るというわけではありませんのでご了承ください。

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安原歯科医院
院長 安原豊人